後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

【使い勝手の良い階段で健康リスクを減らしましょう】

2024/05/03

 

高齢になり、足腰が弱って
階段の上り下りを苦痛に感じる方は少なくないようです。

予算があれば、減築やリフォームで、
1階だけで快適に暮らせるように整えられます。
家庭用エレベーターを設置することもできます。

しかし、そう簡単なことではありませんよね…。

となると、家づくりをするときに、
年を重ねても安全に使える階段にしておいた方が良さそうです。

では、具体的にどんなことに気を付けたら良いのでしょう。

■高さと幅

建築基準法では、一般住宅の階段の蹴上(1段当たりの高さ)は23cm以下、
踏面(ステップの奥行)は15cm以上と定められています。

とはいえ、数字だけ見てもピンと来ませんよね。
そんな時、試したいのが様々な施設の階段です。

店舗や病院などの階段には、苦痛なく快適に使えるものもあれば、
「奥行が少ないから足元が不安定だ」
「段差が高くて疲れる」
と感じるものもあります。

人目が気になるかもしれませんが、快適だと感じた階段は計測しておきましょう。
高齢の方が階段を上り下りする様子も参考になりますよ。

■形状

階段の形状には、
・まっすぐで折り返しの無い『直階段』
・途中でU字型に折り返す『折り返し階段』
・途中でL字型に曲がる『かね折れ階段』
・おしゃれだが荷運びが大変な『らせん階段』
という種類があります。

蹴上と踏面の数値によっては設置できる形状が限られますが、
自分が使いやすいと感じる形状を確かめておきましょう。

■手すり

最も安全なのは、階段の両側に手すりを設ける方法です。

とはいえ、手すりの分だけ横幅が狭くなるので、
階段の幅によっては大きな家具の運搬ができなくなるかもしれません。

階段の幅に余裕がない場合は、
降りる時にあると便利な方に手すりを付けましょう。

「新築時は片方に、将来的には両側に」
という場合は、設置予定の場所の下地を新築時に補強しておきましょう。

アメリカなどの国際共同研究グループによると、
習慣的な階段の上り下りは、
心筋梗塞や狭心症などの動脈硬化性心血管疾患のリスクを
低下させる可能性があるそうです。

1日当たりの昇降回数が多い人ほどリスクが低いとのことですから、
高齢になっても安心して使える階段に仕上げて、
毎日の健康づくりに役立てたいですね。

 

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