後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

【「住宅ローンさえ無ければ…」と後悔しないために】

2024/03/29

 

住宅ローンを借りるとき、30~35年の長期契約をする方は多いものです。
その返済期間中には、子どもの成長や家族の病気など、
様々な出来事があります。

それに伴って家計がピンチになる場面もあり、
「住宅ローンさえなければ…」
と後悔した方がいるそうです。

とはいえ、賃貸住宅を選べば、
住み続ける限り家賃を支払わなければなりません。
年金だけで対応するのは大変です。

どちらを選んでも、お金の問題は付きまといますよね…。

では、持ち家を選んだ場合、
どうすれば住宅ローンの負担を軽減できるのでしょう。

■借りすぎない

無理なく返済できる金額ではなく、
金融機関が提示した借入可能額を限界まで借りると、
返済が困難になって自己破産するリスクが高まります。

また、夫婦の収入を合算して契約したものの、
共働きできなくなったり
離婚して返済できなくなったという事例も耳にします。

住宅ローンを借りるときは、
最低でも新築前の生活レベルを維持できる金額を目安にしましょう。

■子どもの数より将来の暮らし方に目を向ける

親御さんの中には、
「自分専用の部屋が無くて嫌な思いをしたから、子どもにはどうしても個室を与えたい」
「きょうだい全員に個室があったから、子どもにも個室を与えて当たり前」
と考える方がいるそうです。

しかし、子どもはいずれ巣立ちます。
子どもが巣立った後、用途の無い部屋を持て余しながら
住宅ローンの返済に追われるのはむなしいものです。

子どもの数だけでなく、数十年後の暮らし方にも目を向けたいですね。

■新築にこだわらない

中古住宅を選択肢に加えると、費用を抑えることができます。
ただし、床下などの不具合により、補修費用が高額になる場合もあります。

現地で中古住宅を確認するときは、
建築関係の専門家に同行・調査をしてもらうと安心です。

■安定した収入がある間に完済する

住宅ローンを利用する方の中には、月々の返済額を抑えるため、
定年後まで返済期間を延ばす方がいます。

一般的に、定年後は収入が減少します。
そのため、返済が困難になるケースも多いそうです。

住宅ローンは、安定した収入がある間に完済できるような返済計画を組みましょう。

 

 

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