後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

【地震による火災対策に感震ブレーカーを】

2024/04/12

 

地震の影響で停電すると、復旧後に火災が発生することがあります。
これを『通電火災』といいます。

通電火災は、
・転倒した家具などにより損傷した電気コードに通電する
・電気製品に水分が付着した状態で通電する
・暖房器具が可燃物に接触した状態で通電する
などの原因によって発生します。

それを防ぐには、
・停電したら、全ての電源プラグを抜くかブレーカーを落とす
・通電させる前に屋外に出て、電線や引き込み線が損傷していないか確認する
・分電盤や家電製品に水濡れや損傷が無いか確認し、問題が無ければ通電する
という手順が欠かせません。

とはいえ、地震で室内を安全に移動できない状態で、
全て部屋のコンセントを確認したり、
脚立無しでは手が届かないブレーカーを落とすのは大変ですよね。

そこで、対策として検討したいのが『感震ブレーカー』の設置です。
感震ブレーカーには以下の種類があります。

■分電盤型

地震感知機能があり、一定の震度を感知すると屋内全ての電気を遮断する。

停電した場合、通電後にブレーカーが落ちるので、安全性を確認してから通電できる
感知機能の内蔵型と後付け型があり、いずれも電気工事が必要。

■簡易型

ブレーカーのスイッチに取り付けたおもりが地震で落ちると電気を遮断する。
ばねの作動を利用したタイプもある。

電気工事は不要でホームセンターなどで購入可能だが、
既存の分電盤の形状によっては取り付けできない場合がある。

■コンセント型

コンセントに地震感知機能を内蔵しており、
一定の揺れでそのコンセントからの電気を遮断する。
工事が必要な種類と、差し込むだけでOKの種類がある。
コンセントの対策はできるが、コンセントまでの配線は守れない。

感震ブレーカーの費用は、
そのタイプによって数千円から数万円と幅があります。

補助金を交付している自治体もありますが、
『一般財団法人日本消防設備安全センターが
消防防災製品等推奨制度に基づき推奨するもの』
などのように、何らかの条件を設定している場合もあります。

補助金を利用して購入や設置をする際は、
その対象や申請方法について事前に確認しましょう。

 

 

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