後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 今年の収支を整理しましょう。 」

2023/12/12

 

つい先日まで暑かった気がするのですが、
もうあと1カ月で今年も終わりなんですね…。

年賀状やお歳暮の手配、忘年会に大掃除など、
12月は何かと忙しいものです。

そんな忙しい最中ではありますが、
もう一つだけやっておきたいことがあります。

それは、『今年の収支を整理し、把握すること』です。

■目的

住宅ローンを利用して家づくりする場合、
無理なく返済できる金額で計画を立てなければなりません。

そのためには、
・給与・児童手当・副業など全ての収入
・家賃や保険料などの固定費
・食費や光熱費などの生活費
を把握し、お金の使い方を見直したり、
家づくりの資金計画に無理が無いか確認することが大切です。

1年単位での収支を整理して、
家族の成長に伴う家計の変化や、
物価の変動にどう対応したかを把握しましょう。

■家計簿

家計簿をつけているなら、全体の合計のほか、
・月ごとの増減や、その理由
・使途不明金の有無
などについて考えてみましょう。

昨年の家計簿があれば、比較するのもいいですね。

■通帳

家計簿をつけていないなら、通帳でお金の動きを確認しましょう。

「家計簿は苦手だけど、通帳だけで家計管理や計画的な貯蓄をするのは難しい」
と感じているなら、
・貯蓄用
・生活費用
・予備費用
のように、目的に合わせた口座開設を検討したいですね。

■本当の『資産』は?

車のローンなどの借り入れがあるなら、
借り入れ残高の合計を算出しましょう。

現金・預金・投資などの資産合計から
借り入れ残高(負債)を引いた金額が、本当の資産(純資産)です。

純資産を把握せず、
現金や通帳の数字だけを見て資金計画を立てると、
負債の影響を受けて計画に無理が生じる恐れがあります。

負債が原因で住宅ローンの審査に通らなかったり、
融資可能額が借入希望額を下回ることもあるので注意しましょう。

■夫婦で共有

「家計を夫婦のどちらかだけが把握している」
「自分の収入は自分が管理し、配偶者の収支には無関心」
という家庭ってありますよね。

しかし、『家づくり』という共通の目的があるなら、
夫婦で家計を把握し、苦労も喜びも共有した方が良いのではないでしょうか。

共有すると、視点が増えるので家計の改善に役立ちます。

配偶者が家計に無関心だと、
ストレスが溜まる一方、家づくりの資金は貯まりにくいものです。

そんなストレスを既に抱えているなら、
年末の収支整理をきっかけに、家計を共有してみませんか。

 

 

 

 

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