後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ
【 地震対策器具には、こんな種類があります。 】
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【 地震対策器具には、こんな種類があります。 】
地震が発生すると、家具の転倒や落下、移動が原因でケガをする恐れがあります。
家具がストーブにぶつかれば火災が発生することもあります。
転倒した家具が障害になって、避難の妨げになることもあります。
また、その際に発生する音を聞いたことが原因で、『音』に対してストレスを感じやすくなる人もいるとか。
とはいえ、すべての家具を作り付けにするのは難しいですよね。
そんな時、役に立つのが対策器具です。
●耐震ストッパー
家具の全面を持ち上げる倒れにくくするタイプや、家具の上面と天井を突っ張り棒のように抑えるポールタイプなどがあります。
家具や壁に傷を付けずに済みますが、単独での使用だと激しい揺れに耐えられない場合があります。
ポールタイプを使用する場合、家具と天井に十分な強度が必要です。
●耐震マット
揺れを吸収してズレや転倒を防ぎます。
国民生活センターの実験によると、粘着マットを使用した50型のテレビは、震度6弱相当の揺れまで転倒しなかったとか。
家具の重量などの条件によって違いはありますが、一般的に大きな家具の対策には適していません。
また、耐用年数を過ぎると揺れを吸収しなくなるので定期的な交換が必要です。
●L字金具
家具と壁をネジで直接固定するもので、最も効果が高い方法です。
上向きに取り付ける場合と下向きに取り付ける場合があります。
強度の弱い壁では意味がないので、家具は間柱と固定します。
家具の天板の強度が弱い場合、天板の幅全体に板を渡し、ねじ止めして補強すれば、金具を使用できます。
なお、重量の大きい家具の場合、壁だけで支えられない恐れもあるので、床との固定も検討しましょう。
●連結金具
食器棚や本棚など、二段重ねの家具に使用します。
かんぬき状のものや平型のものなど、複数の種類があります。
連結金具で上下を固定した後、L字金具やストッパーで壁や天井と固定します。
●扉開放防止器具
観音開きの扉がある家具に使用します。
チェーンタイプ、粘着タイプなど、複数の種類があります。
本棚など、重量の大きいものを収納している場合、ネジで固定するタイプの方が安心です。
●キャスターの下皿
キャスター付きの家具は、弱い揺れでも動きやすいので危険です。
それを防ぐため、キャスターを固定する下皿を設置しましょう。
耐震マットなどで下皿を固定すると、より安心です。
●ガラス飛散防止フィルム
ガラスの破損防止だけでなく、収納物が飛び出すのを防ぐのにも役立ちます。
外側だけでも良いのですが、両面に張れば強度が増します。
東京消防庁によると近年発生した地震によるケガの原因のうち、約30~50%が家具類の転倒・落下・移動によるものだとか。
家具や家電に適した対策器具で、家族をしっかり守りたいですね。
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