後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 『いい地盤』とは? 」

2022/11/29

 

一般社団法人・日本記念日協会が認定した

住まいに関する記念日を見るたびに、

「よくこんなに思いつくなあ」

と感心しています。

そういえば、11月28日は

「いい地盤の日」「エクステリアの日」だったようです。

ところで、「いい地盤」ってどんな地盤なのでしょう。

 

■いい地盤とは

いい地盤とは、建物をしっかり支えられる強い地盤のことです。

具体的なポイントとして、

・強度が均一で、建物の重さだけでなく地震の揺れにも耐える

・液状化のリスクが低い

・盛り土や埋め戻しなどのように人の手が入っていない

などがあります。

地盤改良工事をすれば軟弱地盤を補強できますが、

数十万~数百万円の費用が必要になります。

 

■いい地盤が必要な理由

地盤が弱いと、建物の重さに耐えられず沈下することがあります。

弱さが均等なら、建物も均等に沈下します。

しかし、強度にばらつきがあると、建物は不均一に沈下(=不同沈下)します。

すると、

・外壁に亀裂が入る

・窓やドアが開閉しにくい

などのように被害は大きくなります。

また、傾きの角度によっては、

めまいや睡眠障害などにより心身の健康を損なうことがあります。

そのような被害を防ぐため、いい地盤は必須なのです。

 

■簡単な見分け方

・粘土層の地盤は弱い

・盛り土などの造成工事をした土地は、強度が下がっている可能性がある

・川・沼・池などを埋め立てた水分を多く含む土地や、

 砂を多く含む土地は、液状化のリスクが高い

・周囲より低い土地は、水が溜まりやすいので地盤が弱くなりがち

 

自治体によっては、

液状化の危険度を予測したハザードマップを用意しています。

水害や土砂災害などのリスクも確認できますよ。

 

■字・大字

豊臣秀吉の時代は、年貢を漏れなく徴収するために

『字』『大字』を使って農地を特定していたとか。(太閤検地)

そのため、「川」「田」「沼」などのように、

周辺環境を『字』『大字』として使っていたそうです。

市町村合併などにより、

現在の住所だけで得られる情報は少なくなりました。

しかし、法務局の土地登記簿などによって、

その土地の歴史を調べることはできます。

気になった時はぜひどうぞ。

 

 

 

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