後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「秋の落葉樹を観察しましょう」 

2025/11/04

 

子どもの頃、公園のモミジが紅葉し、
少し離れた池に葉が舞い落ちる様子を眺めるのが
秋の楽しみの一つでした。
そのほかにも、みんなで落ち葉を投げ合って遊んだり、
落ち葉のじゅうたんを踏んで落ち葉を粉々にしたり。

■落葉樹の特徴

新緑、紅葉、落葉と、季節による変化を楽しめます。
窓の近くに植えると、葉が生い茂る夏は日差しを遮り、
落葉した冬は日差しを通してくれます。

今の時期は、落葉樹の変化や落ち葉の観察に最適です。
落葉樹を植えている一戸建てのほか、
公園や店舗などの落葉樹の様子も観察しましょう。

■注意点

庭の落ち葉を放置すると、見た目が悪いだけでなく、
落ち葉に虫が住み着いたりシロアリの餌場になることがあります。
掃き掃除をしやすいのは、
砂利を敷いた庭よりタイルなどの平坦な庭ですが、
その分、外構費用の調整が必要になりそうですね。

雨どいの落ち葉を放置すると、雨どいが詰まって逆流したり、
溜まった雨水の重さが原因で、雨どいや外壁を傷めることがあります。
新築工事中に落ち葉除けネットなどの対策をすると、
それらのリスクを減らせるだけでなく、足場の設置費用を節約できます。

また、
・害虫が発生しやすい
・繁殖力が旺盛
・ニオイが強い
といった特徴を持つ樹木は管理の手間が増えます。

管理の手間を減らしたい方は、慎重に検討しましょう。

■トラブル

落葉樹の管理を怠ると、
・隣家や道路に枝がはみ出ている
・隣家や道路に落ち葉や花びらが落ちる
・落葉樹が鳥の棲み処になり騒音やフン害が発生する
・果実に虫や鳥が集まる
・落下して潰れた果実が臭くて汚い
・落下した果実によって通行人がけがをしたり車に傷が付く
などが原因でご近所トラブルになる可能性があります。

そのため、
・定期的に剪定する
・地植えではなく鉢植えにして成長を抑制する
・隣家や道路から離れた場所に植える
などの方法でトラブルを回避しましょう。

■鉢植え

落葉樹を鉢植えにすると、水やりの手間は増えますが、
根を張れる場所が限られる分、成長を抑制できます。

また、猛暑や台風の時に
安全な場所に移動させることもできます。

最初から地植えにすると、ぐんぐん成長して
2階の雨どいにまで落ち葉が溜まることがあります。

隣家や道路との距離が近い場合は、
まずは鉢植えで様子を見た方が良さそうですね。

 

 

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