後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「防災を意識した家づくり」

2023/09/12

9月1日は防災の日でした。
今年も、防災に関するイベントが全国各地で開催されましたね。

防災の日は、関東大震災をきっかけに制定されました。
ちなみに、今年は関東大震災から100年となる節目の年です。

最近は、台風や地震などの自然災害の他、
猛暑による被害も増えています。

そのため、防災を意識した家づくりに関心を持つ方も増えているとか。

自然災害が発生するリスクは地域や環境によって異なりますが、
「ゼロ」と言い切れる場所はどこにもありません。

となると、新居にも対策を施したいですね。

■避けたい土地

・地盤が弱い土地
・河川の氾濫や津波の被害が想定されている地域
・土砂災害(土石流やがけ崩れなど)のリスクが大きい地域
・地震が発生するリスクが大きい活断層周辺
・液状化が発生しやすい埋め立て地や砂地盤
・周囲からの水が溜まりやすい低地

ハザードマップで調べると、ある程度のリスクを把握できます。
土地選びの際は、必ず確認しましょう。

■災害に強い建物

・凹凸が少ないシンプルな構造・・・地震の揺れを均等に分散できる
・耐震性能や免震性能が高い・・・倒壊リスクを減らせる
・気密性や断熱性が高い・・・猛暑による熱中症のリスクを減らせる
・太陽光発電システムや蓄電池・・・停電時も電気を使用できる
・エコキュート・・・断水時に数百リットルの水を確保できる(飲料不可)
・雨戸・・・風圧や飛来物から窓を守れるほか、断熱にも役立つ

■建物の中も一工夫

・造作家具以外の家具は固定する
・落下物や転倒物が少ない部屋を確保する
・取り出せないリスクを考慮し、非常用品は複数個所に保管する
・非常食や飲料の品質を保つため、直射日光を避け、
 高温多湿になりにくい場所に収納スペースを設ける
・避難を妨げる恐れがあるため、避難経路上に重たい照明器具を設置しない
・雨戸が無い窓には、厚めのカーテンを設置する
・玄関には、避難を妨げる恐れがあるものを置かない(水槽や大きめの家具など)

 

■防犯と避難

窓には様々な種類がありますが、玄関や勝手口を使えない時、
最も避難しやすいのは、窓の下枠が床に接している『掃き出し窓』です。

とはいえ、窓や庭に侵入犯罪対策をしていると、
万が一の際、素早く避難することができないかもしれません。

発生リスクを考えると、やはり防犯が優先でしょう。
しかし、避難経路を確保するには、防犯対策に何らかの配慮が必要です。

窓の配置や周辺環境に合わせて、より良い対策を探したいですね。

 

 

 

【横浜市】の工務店 テクニカルホームの家づくりに役立つ情報  横浜で家を建てるならひのきの森®


カテゴリー: 未分類  タグ:, , , , ,
アーカイブ
2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
  • 129プランの間取り集プレゼント
  • 家づくりのお役立ち情報 無料メール配信
  • Construction Area テクニカルホームの施工エリア 横浜市内および隣接エリアで太いひのきにつつまれた森林浴のできる家ならテクニカルホームにお任せ下さい!横浜市泉区、戸塚区、栄区、旭区
  • ホームページからの来店予約で家づくりに役立つ資料を無料プレゼント!!