後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

【 その土地には5つの価格があります。 】

2018/09/04

土地選びをする時、その地域の土地価格の相場が気になるものです。

土地価格を表すのに『一物四価(いちぶつよんか)』という言葉があります。

『1つの土地に4つの価格がある』という意味です。

4つの価格とは、

・実勢価格・・・実際の取引が成立する価格

・公示地価・・・国土交通省が公示する『標準地』の価格

・相続税評価額・・・相続税や贈与税を計算するときの基準となる課税価格

・固定資産税評価額・・・固定資産税などの税金を計算する基準となる価格

のことです。

これに

・鑑定評価額・・・不動産鑑定士(補助)が鑑定した不動産の価格

を加えて『一物五価』ともいいます。

このように、土地の価格は価値を知る目的に応じて変わってしまうんです。

気に入った土地を見つけた時、その価格が適正かどうかチェックしたいなら実勢価格を調べると良いでしょう。

実勢価格を調べる方法のひとつとして、国土交通省の『不動産取引価格情報検索』があります。

http://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

不動産取引を行った当事者にアンケート調査を行い、その結果をデータ化して公表しているものです。

(土地を買ったときに調査票が届きます)

画面左側の検索条件を入力すれば、

・最寄り駅の名称や距離

・取引総額

・土地の坪単価や面積、形状

・前面道路の幅員や種類

・取引時期

など、さまざまなことがわかります。

とても興味深いデータです。

ところで、土地に5つの価格があるということは、6つ目の価格としてご自身なりの価格(=値切り)を提示してもいいということでしょうか?

はい。もちろんOKです。

しかし、ただ単に値引きを持ちかけるのはやめましょう。

それでは相手に失礼です。

なぜその価格にしてほしいのか、その根拠を相手に伝えなければなりません。

人気が高い土地なら、交渉は受け入れられないでしょう。

しかし、一日でも早く売りたい状態であれば業者は交渉に応じます。

ただし、

「○日以内に契約するのなら売ってもいいですよ」

という具合に、業者からも条件を提示されることはあります。

どちらにしても土地売買は慎重に行いましょう。


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