後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「夏の自然発火に注意しましょう」 

2025/08/05

 

夏対策として購入したミストファンが
大活躍しています。

卓上用の小さなタイプですが、
充電式で場所を問わずに使えることもあり、
あちこちに持ち運んでは
涼しさとミント系のアロマオイルの香りに癒されています。

ところで、夏の寝苦しさ対策や虫よけにも役立つアロマオイルですが、
暑さが原因で、思わぬ事故が発生することがあるんです。

■夏が危険な理由

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、
夏は油の自然発火事故のリスクが高くなるとして、
注意を呼び掛けています。

油が付着した布類や紙類は、空気中の酸素と反応して発熱しやすくなります。
夏の高温環境下では、熱が逃げにくいので蓄積します。
そのため、涼しい季節よりも発火しやすくなります。

ちなみに、油が空気中の酸素と反応する速度は、
温度が10℃上昇するごとに2~3倍になるそうです。

■床用ワックス

床にワックスをかけるとき、
布類やワイパーシートにワックスを染み込ませますよね。

作業後、それらを高温環境下に放置するのは危険です。
水に浸したり涼しい環境下に置くと、
ゴミ収集日までの発火リスクを減らせます。

また、油が染み込んだゴミを換気が不十分な場所に置き、
近くで火気を使用すると引火する可能性があります。

キシレンやアルコールなど、
揮発性の高い成分が含まれている場合は特に注意しましょう。

■洗濯後も油断禁物

オイルマッサージは、むくみや肩こりの解消に役立ちます。
夏バテ対策としても人気です。

自宅でオイルマッサージをする場合、
オイルを拭き取ったタオルはすぐに洗い、
風通しが良い場所で自然乾燥させましょう。

その理由は、タオルをすぐに洗わず放置したり、
洗濯後に乾燥機で乾燥させると、
内部に熱が蓄積して発火する可能性があるからです。

■こんな布類や紙類にも注意

あなたのお宅には、
・灯油缶の近くに置きっぱなしの灯油が染み込んだ布
・グリルや皿に付着した油分を拭き取った布やキッチンペーパー
・揚げ物油で汚れたエプロン
・揚げ物料理をした後の揚げカス
などのように、油を含んだモノはありませんか?

これらも、酸化による熱が蓄積するなどの条件が整うと、
自然発火する可能性があります。

適切な方法で管理し、こまめに換気して事故を防ぎましょう。

■自宅でスマホなどが発火したら

夏は、スマホ、携帯ゲーム、モバイルバッテリーなど、
リチウムイオン電池を搭載した製品による事故が増えるそうです。

うっかり落とすなどの強い衝撃を与えると、
さらに事故のリスクが高まります。

もし発火したら、大量の水で消火しましょう。
完全に火が消えても再び発火することがあります。
水を入れたバケツなどに水没させて発火を防ぎ、
消防署に連絡しましょう。

夏休みは子どもだけで留守番するお宅が増えます。
製品の取り扱いや発火時の対応法を家族と共有して、
お互いの安全を守りたいですね。

【横浜市】の工務店 テクニカルホームの家づくりに役立つ情報  横浜で家を建てるならひのきの森®

 

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