後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「住宅ローン変動型の金利が…」

2024/10/29

 

 

三菱UFJ銀行などの大手5行は、
既存契約分に対して10月に適用する住宅ローン変動型の金利を
約17年ぶりに引き上げました。

また、変動型で新たに契約する方については、
三井住友などの大手3行が金利を引き上げています。

変動型の金利を引き上げる地方銀行も多い中、
金利を据え置いたり引き下げることで顧客獲得を狙う銀行もあります。

住宅取得予定の皆さんは比較検討が大変そうです。

■金利が増えたら返済額はどうなる?

変動型の『金利』は半年ごとに見直しが行われます。
一方、変動型の『返済額』は5年毎に見直しが行われます。

なお、返済額の見直しは、
元の返済額の1.25倍の範囲内で行われます。

これを1.25倍ルールといいます。

返済額が極端に増えないのは助かりますが、
元金と利息のバランスが心配ですね。

それに、極端に金利が上昇して利息が返済額を上回ったとき、
利息を支払いきれない(=未払い利息)可能性があるのも気になります。

現在の状況では未払い利息が発生する可能性は低いものの、
変動型のリスクとして覚えておきましょう。

■浮いたお金はどうする?

たとえば、変動型を選んだことにより、
月々の返済額を固定型より1万円節約できるとしたら、
その1万円をどう使いますか?

自己資金に余裕があれば、
生活費などに使っても大丈夫かもしれません。
もしかしたら、その分借入額を増やす方もいるかもしれません。

しかし、それでは変動型のメリットを活かせないし、
金利の上昇に対応できない場合があるかもしれません。

そこで、活用策として検討したいのが、
・差額分を貯蓄して金利の上昇に備える
・ある程度貯まったら繰り上げ返済をする
というものです。

この方法、あなたはどう思いますか?

■専門家に相談

以前、今回の金利上昇についてお話しした時、

・金利がある程度上昇しても対応できるよう、
 返済計画に余裕を持たせる

・ミックスローンにして、
 固定金利と変動金利のメリットを活用する

・ライフプランに合わせて、適切な時期に
 「固定金利→変動金利」「変動金利→固定金利」へと借り換えをする

などの方法について調べてみましょうと提案しました。

資金計画について相談できる工務店もありますが、
セカンドオピニオンの意見を聞きたい場合もあるかもしれません。

そんな時は、FP(ファイナンシャル・プランナー)がおススメです。

■住宅取得予定者の考えは?

住宅金融支援機構が、
今後5年以内に具体的な住宅の取得予定があり、その際、
住宅ローンを利用する予定がある方に調査を行いました。

それによると、希望する住宅ローンの金利タイプは、
・変動型・・・・・・・40.1%
・固定期間選択型・・・33.6%
・全期間固定型・・・・26.3%
となっています。

また、約6割の方が、
「今後1年間の住宅ローンの金利は現状より上昇する」
と考えているものの、金利リスクを
「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」
と回答した割合も6割以上を占めています。

 

 

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