後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「火災保険の特徴と注意点」

2025/10/28

 

7月から10月は日本に接近する台風が増え、
大雨や暴風による被害が発生しやすい時期です。

先日も、台風22号や23号により、
倒木や建物の損壊、停電や断水が発生しました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、台風などによって自宅が被災したとき、
心強いのが『火災保険』です。

住宅ローンの加入義務となる団信とは異なり、
火災保険への加入は任意で行います。
内閣府によると、加入率は約8割だそうです。

■特徴

基本保障は「火災、落雷、破裂、爆発」ですが、
風災、雹災、雪災、水濡れ、水災、盗難による損害や、
失火見舞金などの諸費用、
隣家への類焼損害、個人賠償責任などを、
自宅の被災リスクに応じて選べます。

建物だけでなく、家財への保障も付けることができます。

自動車保険は、
保険を使うと等級が下がって保険料が高くなりますが、
火災保険の場合、
被災して保険金を受け取った後も保険料は変わりません。
ただし、建物が全焼または全壊した場合、
保険金は支払われますが契約は終了します。

■保険料

自然災害による被害が増えているため、
保険料は以前より高くなっています。
そのため、同じ保障内容で更新しても、
前回より保険料が高くなることがあります。

契約期間も、
以前は30年や10年などの長期契約が可能でしたが、
現在は最長5年までしか選べません。

長期契約の一括払いだと総支払額は減らせますが、
1回あたりの負担が大きくなります。
短期契約、月払い、年払いを選ぶと、
総支払額は増えますが1回あたりの負担を減らせます。

となると、つい損得で考えたくなりますが、
家計に無理の無い方法を選ぶ方が安心です。

なお、火災保険では地震や津波は対象外なので、
別途地震保険(任意)に加入する必要があります。

■注意点

保障が充実するほど保険料は増えます。
そのため、ハザードマップなどで被災リスクを把握し、
自宅に合う保障を選びましょう。

また、建物の性能や種類によっても保険料は異なります。
耐火性能の高い家づくりをしたい場合は、
担当者にその旨を伝えておきましょう。

なお、引き渡し前に発生した損害は施工業者に責任がありますが、
引き渡し後は所有者が責任を負います。

そのため、火災保険の保障開始日は、
引っ越す日ではなく引き渡し日にした方が安心です。

■詐欺

経年劣化は火災保険の対象ではありません。

そのため、被災した自宅の補修依頼をしたとき、
「経年劣化したところも一緒に補修すれば保険金が支払われますよ」
と業者に言われたら気を付けてください。

保険会社に虚偽の申告をすると、
業者だけでなく、契約者も詐欺に加担したと判断されます。

不審な勧誘を受けたときは、その場で契約せず、
加入中の保険会社や国民生活センターに相談しましょう。

 

 

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