あなたは、不動産の広告で
『提携ローン』という住宅ローンを見たことはありませんか？

「普通のローンよりお得な感じがする」
「審査が通りやすくなるのかな」
と、何となく良い印象を持つ方もいるそうですが、
メリットがあるならデメリットもありそうです。

そこで今日は、
提携ローンのメリットとデメリットについてお話しします。

■提携ローンとは

金融機関が、
一定の信頼性のあるハウスメーカーや不動産会社などに対し、
一般の住宅ローンより有利な条件で提供するものです。

そのため、同じ住宅ローンでも、施主自身が申し込むより
業者を通じて提携ローンとして申し込んだ方が
金利が低くなるなどのメリットを享受できます。

■メリット

・金利が優遇されることがある
・業者などの担当者が手続きを代行してくれる
・物件に対する審査が済んでいるため、審査期間を短縮できる
・審査に通らなかった場合、ローン特約の対象となり契約を白紙にできる

■デメリット

・希望する金融機関や業者が、提携ローンを扱っていないことがある
・手続きを代行するための手数料が発生することがある
・ほかの住宅ローンより、総返済額が高くなることがある
・返済方法や借入限度額などの契約内容が、契約者に適していない場合がある

■理解と納得

住宅ローンを利用する方の中には、
「総返済額が増えても、手続きの手間が減る方が嬉しい」
「提携ローンなら、担当者が契約までサポートしてくれるので心強い」
という方もいれば、
「手間は増えても、住宅ローンは自分に合うものを自分で選びたい」
という方もいます。

損得で選ぶのも、向き不向きで選ぶのも契約者の自由です。

ですが、周りの声に流されて、内容を理解しないまま、
納得しないまま選ぶのはＮＧです。

なぜなら、おそらく人生で最も高額な数千万円もの買い物なのですから…。

皆さんはどんな住宅ローンをお望みですか？

それでは次回をお楽しみに！！　　

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