後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「住宅広告は小さな文字まで確認しましょう」 

2025/01/28

 

家に関わる折り込みチラシって多いですよね。
土地、住宅、リフォーム、エクステリア、
カーテン、家具、家電等々。
そんなチラシが届くと、
暮らしを想像しながらじっくり見てしまいます。

先日は、見学会のチラシが届きました。
分譲地も販売しているようで、
来場予約で豪華特典をもらえるそうです。

そんな大きな文字を読んだあとは、
必ず小さな文字のチェックに入ります。

というのも、
大切なことは小さな文字で記載されていることが多いからです。

 

■物件概要

小さな文字で記載されている情報の中で、特に重要なのが、
土地や建物に関する基本的な情報が分かる「物件概要」です。

物件概要は、チラシによる公告を行う際、
必ず記載するよう定められており、
所在地、地目、区域区分、用途地域、取引形態、
土地面積、土地価格、建ぺい率、容積率、交通の利便、
電気水道などの詳細がわかります。

この内容を理解しないまま購入すると、
「手続きしないと新築できない」
「予定より建物面積を減らさないと新築できない」
などのトラブルが発生する可能性があります。

■新築できる地目は?

地目とは、不動産登記法上の土地の用途の分類のことです。
全部で23種類あります。

この中で、住宅を建築できるのは
『宅地』『山林』『原野』『雑種地』です。

そのため、相続した土地や
購入予定の土地の地目が『畑』や『田』だった場合、そこに新築するには
宅地として利用するための申請(農地転用)をしなければなりません。

農地転用は、都道府県知事の許可が必要です。
地域によっては、許可権限が農業委員会に委任されている場合もあります。

申請すると、「立地基準」と「一般基準」の審査があり、
両方に適合しなければ許可は下りません。

許可を得ずに新築すると、違反建築物とみなされ、
農地への原状回復、懲役、罰金が課される可能性があります。

■予約特典

「来場予約をするとプレゼント進呈!」
と紹介する文字や写真を見ると興味を惹かれますよね。

その近くには、小さな文字で
・アンケートに回答すること
・新築予定があること
・自社のイベントに初めて参加すること
・プレゼントは後日お客様のお宅にて手渡し
などのように、何らかの条件が記載されていることでしょう。

検討中の業者なら特に問題ないかもしれません。
むしろ、実際の家づくりを観察できる絶好の機会です。

しかし、
・個人情報を教えることに抵抗がある
・自宅に来てほしくない
という場合は要注意です。

小さな文字まで見てトラブルを避けましょう。

■見やすい場所に見やすい文字で

物件概要は、
・見やすい場所に
・見やすい大きさの文字で(原則として7ポイント)
・見やすい色彩の文字で
・わかりやすい表現で
記載するよう定められています。

それを知っていると、

複数のチラシを見比べるのも面白いですよ。

 

【横浜市】の工務店 テクニカルホームの家づくりに役立つ情報  横浜で家を建てるならひのきの森®

 

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