後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「感震ブレーカーで通電火災を防ぎましょう。」

2024/03/05

 

総務省消防庁によると、
能登半島地震に伴う石川県輪島市の大規模火災は、
屋内の電気配線が地震で傷ついてショートしたことが
一因として挙げられるそうです。

家づくりをするとき、地震対策として
住宅の耐震性を高めたり地盤改良をしますよね。

しかし、それだけでは、
屋内の電気配線による火災対策はできません。

もし、電気による火災対策を探しているなら、
『感震ブレーカー』を検討してみませんか?

 

■通電火災

通電火災とは、地震や台風などにより停電し、
電気が普及した後に発生する火災です。

発生する経緯には、
・転倒した家具などにより損傷した電気コードに通電する
・電気製品に水分が付着した状態で通電する
・暖房器具が可燃物に接触した状態で通電する
などがあります。

■感震ブレーカー

メーカーにより異なりますが、
震度5以上の揺れを感知した時に作動して電気の供給を遮断します。

主な種類は以下の通りです。

1.分電盤型
 屋内全ての電気を遮断する。
 感知機能の内蔵型と後付け型があり、いずれも電気工事が必要。

2.簡易型
 ブレーカーのスイッチに取り付けたおもりが地震で落ちると電気を遮断する。
 ばねの作動を利用したタイプもある。
 電気工事は不要でホームセンターなどで購入可能。

3.コンセント型
 一定の揺れで、そのコンセントからの電気を遮断する。
 工事が必要なタイプと、差し込むだけでOKのタイプがある。

なお、ドアや引き戸のように振動や衝撃が発生しやすい場所や、
強度が低い壁面に取り付けると、誤作動を起こすことがあるので注意しましょう。

■補助金

自治体によっては、設置費用の一部を助成しています。

ただし、
・設置するタイプや地域、住宅などの制限がある
・申請前に購入や設置をしたら、補助の対象外になる
・予算額の上限に達したら受付終了
などの注意点があります。

設置を検討する場合は、
事前に自治体のホームページ等で確認しましょう。

■耐用年数

メーカーによって異なりますが、耐用年数の目安は
『感震ブレーカー』が10年、『分電盤』が10~15年です。

耐用年数を大幅に過ぎると、
・地震が発生しても正常に作動しない
・異常電圧が流れて家電が故障・発火する
などの恐れがあります。

新築時に感震ブレーカーを設置する場合、
10年目の定期点検の案内が届いたら、
「そろそろ交換時期かな?」
と思い出してくださいね。

 

 

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