後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 建物代の支払時期と割合 」 

2023/06/06

 

土地を購入して新築する時、

土地代は一括払いが一般的ですが、建物代は分割して支払います。

そこで今日は、建物代を支払う時期と割合についてお話しします。

 

■時期

一般的な支払時期と回数は、

「建築請負契約時」「着工時」「上棟時」「引き渡し時」

の4回です。

ただし、業者によっては

「申込時」や「材料発注時」まで回数を分けたり、

「着工時」「上棟時」「引き渡し時」の3回にまとめることもあります。

 

■割合

4回に分ける場合、契約時に10~20%、

着工時・上棟時・引き渡し時に25~30%ずつに分けるのが一般的ですが、

施主との話し合いによって割合を変更する場合もあります。

追加工事の費用は引き渡し時に清算しますが、

工事内容によってはその都度支払う場合もあります。

追加工事を依頼する前に、支払いについて確認しましょう。

 

■注意点

正式に住宅ローンを利用できるのは、抵当権設定登記を終えてからです。

それまでの支払いは、手持ち資金やつなぎ融資で対応します。

現金が必要な支払いもあるので、業者に確認しましょう。

そういえば、

「債務超過で住宅の建築も引き渡しもできないにもかかわらず、

施主に契約金を振り込ませた」

という事件が報道されていましたね。

それ以外にも、

「契約時に請求通り支払ったのに、着工前に音信不通になった」

「着工前に多額を請求された挙句、経営破綻された」

など、住宅に関するトラブルは多いものです。

回数や割合について疑問や不安を抱いた時は、

住まいるダイヤルなどの専門機関に相談しましょう。

 

■トラブルを避けるために

帝国データバンクの調査によると、

昨年度の建設業における倒産は1,291件だったとか。

建設資材の品薄による工期の遅延、物価高、人手不足など、

誰にでも起こり得るトラブルによる倒産が増えたそうです。

着工前に、あまりにも高額な支払いをすると、

持ち逃げなどのトラブルに巻き込まれるかもしれません。

分割割合に違和感を抱いた時は、納得できるまで話し合いましょう。

 

 

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