後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「施主検査で見落としを防ぐために」 

2026/03/10

 

注文住宅を新築するとき、
法律に基づいた検査(建築確認、中間検査、完了検査)
のほか、施工会社による社内検査など、
プロによる検査が何度も行われます。

その後、引渡し前の最終段階で施主自身が検査します。
これを『施主検査』と言います。

とはいえ、専門知識が無い場合、
どこをどうチェックすれば良いかわかりませんよね。

そのため、見える部分や説明を受けた部分に気を取られ、
入居後に見落としに気づいて後悔した方がいるそうです。

では、そんな後悔を防ぐにはどうしたらよいのでしょう。

■持参するもの

打ち合わせ通りに施工されているか確認するには、
図面や資料が欠かせません。

不具合を見つけたとき、図面や資料に記入できるよう
筆記用具も持参しましょう。
スマホやカメラがあれば、撮影して証拠を残せます。

床下や屋根裏を調べるとき、懐中電灯や軍手があると便利です。
家族用のスリッパを用意すると、大きさや数で困ることもありません。

■みんなでチェック

できるだけ新居で暮らす人全員で参加しましょう。
見落としを防ぐため、最低でも夫婦二人は参加しましょう。

まずは、図面通りに仕上がっているか調べます。
メーカーや品番なども一つ一つ確認しましょう。

次に、動作を確認します。
玄関ドア・窓・扉・網戸などはスムーズに動くか、隙間は無いか。
照明などのスイッチはどうか。
鍵はきちんと閉まるか。
こちらも一つ一つ確認します。

キッチンや洗面所では、シンクに水を溜めて一気に流し、
・水量に問題は無いか
・排水はスムーズか
・配管のつなぎ目から水漏れしないか
などを確認します。

業者の視線が気になるかもしれませんが、
・歩いたとき床がきしまないか
・手すりを掴んだ時、ぐらつかないか
・トイレのタオル掛けは使いやすい位置にあるか
など、住んだつもりで確かめてみましょう。

■チェックリスト

「図面や資料を持参するだけでは見落としが不安」
という場合、事前にチェックリストを作りましょう。

自分で作成しても良いですし、
ネットや書籍などのチェックリストを活用するのも良いですね。

チェックリストを2部作成して業者と共有すると、
「言った言わない」を防げます。

業者が用意する場合もあるので、事前に確認しましょう。

■期限は引渡し前

引き渡し後に是正する場合、未完成の状態なので不安ですよね。
それに、暮らし始めてからだと生活に支障を来たすこともあります。
そのため、指摘した項目のすべてについて、
引渡し前までに対応するよう求めましょう。

コロナ禍の頃、住宅設備の納品遅延が大きな問題になりました。
・設備が納品されるまで引き渡しを遅らせる
・納品を待たずに引き渡す
・仮の設備を設置し、契約した設備が納品され次第交換する
など、さまざまな対応があったそうです。

でも、
「引き渡し後に設置した設備に不具合があったら…」
「設備の交換が原因で水漏れしたら…」
と考えると不安ですよね。

未完成のまま引き渡しを承諾すると、トラブルの可能性が高くなります。
困った時は、住まいるダイヤルや消費生活センターに相談しましょう。

 

 

 

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