後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

【繁殖力が強すぎるグランドカバーは管理が大変です】

2025/02/14

 

 

オオクチバス(ブラックバス)やブルーギルなど、
海外から日本に持ち込まれた生物が日本の生態系等に被害を与えています。

そのような被害を及ぼす恐れがある生物は、『外来生物法』によって、
飼育・栽培、運搬、輸入、野外への放出、植栽、譲渡などが規制されています。
個人が違反した場合、
最高で懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が科せられます。

なお、日本の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種は、
『生態系被害防止外来種リスト』で確認できます。

この話題は家づくりには無関係のように思うかもしれません。
しかし、庭の土の部分をグランドカバーで覆ったり、
庭の一角に花を植えたいと計画している方には、ぜひ知ってほしいのです。

たとえば、重点対策外来種に指定されているツルニチニチソウは、
見た目が可愛らしく、初心者にも育てやすいため、
観賞用やグランドカバー用として人気があります。

ちなみに、「重点対策外来種」とは、
甚大な被害が予想されるため対策の必要性が高いものです。

ツルニチニチソウを地植えすると、どんどん繁殖します。
「管理が大変だから全て除去しよう」
と地上の草花を取り除いても、
地中に根を広げているので、気付いたら復活しています。
そのため、一度植えたら根絶するのは大変なんです。

また、初夏に黄色の花を咲かせるオオキンケイギクも
特定外来生物に指定されています。
コスモスに似た可愛らしい花で、以前は緑化のために植えられていたそうです。

しかし、現在では、
「きれいな花だからといって、ご自宅のお庭や花壇に植えては絶対にいけません。」
と各自治体が注意喚起するほど繁殖力が強い植物です。

栽培や売買は原則禁止されていますから、
道端で見かけても持ち帰らないようにしましょう。

生態系被害防止外来種リストに記載されていなくても、
繁殖力が強い植物はあります。

グランドカバーなどの植物を探す時は、
・生態系被害防止外来種リストに記載されていないか
・繁殖力はどうか
などを確認して、無理なく管理できる種類を選びましょう。

 

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