長期優良住宅とは

長期優良住宅とは構造・環境・面積・保全の4項目について認定された住宅

項目1
長期に使用する為の構造及び設備

住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている事が必要です。以下それぞれの等級が求められます。

劣化対策等級3:「土台、外壁の軸組みにおける防腐・防蟻措置」・「小屋裏、床下換気措置」・「構造部材等の基準法施工令規定への適合等」が必要です。

耐震等級2:「稀に(数十年に一度程度)発生する地震力の1.25倍の力に対して損傷を生じない程度」の耐震性が必要です。

維持管理対策等級3:「点検口が設けられている等、維持管理を行うための基本的な措置が講じられている等」が必要です。

断熱性能等級4:平成25年省エネ基準の外皮性能が必要です。

項目2
居住環境等への配慮を行っている

地区計画、景観計画、条例によるまちなみ等の計画、建築協定、景観協定等の区域内にある場合には、これらの内容と調和を図る事が必要です。地域によって様々な制限が考えられるため、長期優良住宅の認定を受ける為には申請先の所管行政庁に確認が必要です。

項目3
一定面積以上の住戸面積を有している

一戸建ての場合、75㎡の床面積が必要です。また、2階建て以上の場合、一つの階の床面積が40㎡以上(階段部分を除く)必要です。地域によってこのような条件が実情にあっていない場合、所管行政庁が定める要件を満たす必要があります。

項目4
維持保全の期間、方法を定めている

住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分、給水または排水のための設備について、定期的な点検・補修等に関する計画を策定する必要があります。

長期優良住宅のメリット

長期優良住宅の認定を受けた住宅は、補助金、住宅ローンの金利引き下げ、税の特例や地震保険料の割引等を受けることができます。条件や割引・補助率等は年度によって変わっていきますので、お問い合わせ下さい。

地域型住宅グリーン化事業(長寿命型)

地域の中小工務店等が整備する木造の長期優良住宅について、補助金を受けることができます。
補助対象経費の1割以内の額でかつ住宅1戸当たり110万円(最大)など

住宅ローンの金利引き下げ

長期優良住宅を取得する場合、住宅ローンの金利の引き下げ等を受けることができます。

フラット35S(金利Aプラン):フラット35の借入金利を当初10年間、年0.25%引き下げ
フラット50:返済期間の上限が50年間。住宅売却の際に、購入者へ住宅ローンを引き継ぐことが可能です。

地震保険料の割引

長期優良住宅では、認定基準に定められる耐震性が求められます。所定の確認資料を提出することで、住宅の耐震性に応じた保険料の割引を受けることが可能です。

耐震等級割引
耐震等級2:「30%の割引」、耐震等級3:「50%の割引」

免震等級割引
「50%の割引」

※耐震等級割引・免震等級割引ともに、それぞれ住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)に基づく耐震等級もしくは免震建築物である必要があります。

税の特例※

住宅ローン減税 (令和3年12月31日まで)

登録免許税引き下げ(令和2年3月31日まで)

不動産取得税(令和2年3月31日まで)

固定資産税(令和2年3月31日まで)


※各種特例の最新状況についてはお問合せ下さい

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