後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「家庭内での不慮の事故を防ぐために」 

2024/11/19

 

厚生労働省の調査によると、
家庭内の不慮の事故による死亡者数は、
交通事故による死亡者数より多いそうです。

家庭内のどこでどのような事故が発生しているのかを知ると、
家づくりの時に対策を施せますよね。

そこで今日は、
家庭内での死亡事故の内容や対策についてお話しします。

 

■死亡事故の内容

最も多いのが「浴槽内での溺死・溺水」です。
「窒息」「転倒・転落」と合わせると、全体の8割を占めます。

年齢別で見ると、65歳以上の高齢者が全体の9割弱を占めます。

乳幼児期の場合、
「ベッド内での窒息」「誤嚥による窒息」
「建物又は建造物からの転落」による死亡事故が多く発生しています。

■溺死・溺水の対策

寒くなると熱いお風呂に入りたくなりますが、
対策が不十分だとヒートショックを引き起こすことがあります。

そのため、
・断熱性の高い家づくりで部屋ごとの温度差をなくす
・浴室や脱衣所に暖房器具を設置する
・湯温は41℃以下、浸かる時間は10分程度にする
・食事前後や飲酒後の入浴は避ける
などの対策をしましょう。

子どもの溺死・溺水を防ぐために、
・浴室のドアは鍵付きのものにする
・子どもと入浴する時は目を離さない
・浴槽、洗濯機、洗面器などに残り湯や水を溜めたままにしない
などの対策をしましょう。

■窒息の対策

・ブラインドのひもに子どもの手が届かないようにする
・掛け布団は軽いものを選ぶ
・大人用ベッドに幼児用ベッドカバーを設置する場合、
 生後18カ月未満の乳幼児には使用しない
・さつま芋や餅など、のどに詰まりやすい食べ物は、
 大きさや調理方法を工夫する

■転倒・転落の対策

・階段や廊下など、滑りやすいところに滑り止め対策をする
・電気コードに足をひっかけないよう、コンセントの位置に配慮する
・ベランダに子どもの踏み台になるものを置かない(室外機・プランターなど)
・窓に補助錠を付けて大きく開かないようにする
・浴室、階段、トイレなど、事故のリスクが高いところに手すりを設置する
・床に置いたモノで滑ることを防ぐため、使い勝手の良い収納スペースを設ける

■火による事故

死亡事故の原因で4番目に多いのは火に関するものです。

そのため、キッチン火災が心配なら、
・安全装置付きのガスコンロを選ぶ
・ガスコンロよりリスクが少ないIHクッキングヒーターを選ぶ
・コンロ周りに置いたモノに着火しないよう収納を工夫する
・着衣着火しないよう、防炎エプロンや防炎アームカバーなどを使用する
などの対策をしましょう。

石油ストーブなどの暖房器具を使うなら、
・カーテンや布団など、燃えやすいものの近くで使用しない
・物干しスペースの下で使用しない
・近くにスプレー缶などを置かない
などの対策をしましょう。

仏壇を置く場合は、
・線香やロウソクの火が消えるまで見守れる間取りにする
・火を使わない線香やロウソクを使用する
・仏壇の近くに燃えやすいものを置かない
など、家庭に合う対策で事故を防ぎたいですね。

 

 

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