私は家をもつことは、「目的」ではなくて、家族が幸せに暮らすための「条件」だと思っています。そのためにも、なるべく予算を抑えて家を建てて欲しい、その分の余った資金で、美味しいものを食べたり、思い出に残る旅行などに行ったりして欲しいというのが私の願いです。
ただし、ただ単に建てる時に安ければ良いというローコスト住宅ではなく、いつまでもそのご家族さまが安心して健康に、そして幸せに暮らせる家が結果的に安くつくのだと考えています。例えば、いくら安くても接着剤を多用している木材(集成材)を使っていては、短期的には良いかも知れませんが、長期的に見れば、ご家族の健康に悪いことは明白です。また、家は他の商品と違い、最低でも30年~50年、場合によっては100年と使い続ける商品なのですから、一時の流行や見栄えよりも、まず基礎や土台をしっかりとさせて、家の寿命を長くすることが一番大切だと考えます。
私が8年前に独立をしたきっかけも、現場監督として何百棟の家の建築に関わってきましたが、デザインを重視するあまりに、家の強度にとって大切な柱をとってしまう無責任な設計士や、その時さえ良ければよいと言う不動産があまりにも多すぎてに嫌気がさしたからです。そんなことをしていれば、10年後、20年後にその家がどういうことになるかが目に見えているからです。(そんな家が本当にたくさんあります。)
私は独立するときに決めたことがあります。お客様が本当に喜んでいただける家を造る、ただし、家づくりのプロとして、本当に大切なところだけは絶対に妥協をしないということです。
私は自分のことを「家づくりの医者」だと考えています。お客様の夢をかなえるために常に何が出来るかを考え努力すると同時に、お客様の立場に立ってアドバイスをさせていただく。お客様と対等のパートナーシップを結び、本当にお客様が満足をするものをご提供することが、大手ではなく地域密着で仕事をしている自分の使命だと考えています。今だけでなく30年後、50年後に、「伊藤さんのところで建てて本当に良かったよ」と言ってもらえたらと思っています。







































