後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 新居に防水パンを付けますか?気になるタイプは? 」

2020/10/20

 

みなさんは、洗濯機の下を定期的に掃除していますか?

洗濯機の周囲なら掃除機を使えますが、

下はモップを差し込める範囲しか掃除できませんよね。

洗濯機を簡単に移動できるならまだしも、

防水パンがあると洗濯機を持ち上げなければ移動できないので大変です。

■防水パン(洗濯パン)

防水パンとは、洗濯機の下に設置するプラスチック製の設備です。

洗濯機からの漏水や腐食、振動を防ぐ働きがあります。

防水パンの主なサイズは3種類です。

いずれも奥行きは64cmですが、幅が64~80cmと異なるので、

新居で用いる洗濯機のサイズに合わせて設置します。

■フラットタイプ

四方が高く中央が平面な、最も一般的な形状です。

隙間が無くて掃除しにくいのが欠点ですが、

底上げできる台を併用すれば掃除しやすくなります。

■四隅が底上げされているタイプ

洗濯機の足を置く四隅が高い分、

床と洗濯機の間が広くなるので掃除しやすくなります。

洗濯機が大きくてフラットタイプでの対応が難しい場合や、

排水口と排水ホースの位置関係が悪い場合にも重宝します。

ただし、四辺は高くないので漏水に対応しきれない場合があります。

■四辺と四隅が高くなっているタイプ

四隅が底上げされているタイプより高さはありませんが、

フラットタイプより掃除しやすい形状です。

■ホコリとニオイ

洗濯機周辺のホコリが湿っている時は、

・排水ホースに亀裂が無いか

・排水ホースが排水口に正しく接続されているか

を確かめましょう。

排水口からの悪臭が気になる時は、

・排水口から排水ホースを外し、排水ホース内の汚れを掻き出す

・排水口の部品を外して洗う

・髪やホコリなどの大きな汚れを除去してからパイプ洗浄剤を注ぐ

などの対応をします。

解決できない時や1人での作業が不安な時は、業者に相談するといいですよ。

なお、洗濯機を移動して掃除する時は、必ず蛇口を閉めて、

ホースや配線を外しておきましょう。

防水パンに欠けや破損があると、

洗濯機の重さに耐えられなくなるかもしれません。

発見したら、速やかに交換しましょう。

■お施主様次第です

新築の際、防水パンを設置するかどうかはお施主様次第です。

防水パンがあると、安心感はありますが洗濯機選びの選択肢は限られます。

防水パンを設置しない場合は、

・漏水に備え、点検・修理の手順を確認しておく

・信頼できる水道業者を、あらかじめ調べておく

などの備えがないと不安です。

最近は防水パンを設置しない住宅が増えていますが、

安心感を優先するなら設置した方がいいかもしれません。

全員に共通する正解が無い、少々難しい問題ですが、

みなさんならどちらを選びますか?

 

 

 

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