後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 購入した土地から廃棄物が出てきたら 」

2020/10/13

 

近所の空き家が、先日解体されました。

10年以上無人のまま放置されていたので、

敷地全体が雑草と植栽に覆われた空き家でした。

近隣の皆さんもきっと安心した事でしょう。

 

■契約不適合責任

『契約不適合責任』とは、

取引した目的物が、その契約内容に適合していない場合に、

売主や請負人が買主に対して負う責任のことです。

従来の『瑕疵担保責任』に相当するものですが、

今年4月の民法の改正に伴い、用語や内容が変更になりました。

■地中の廃棄物

土地の表面上は問題ないように見えても、

購入後に建築廃材などの廃棄物を発見することがあります。

廃棄物があると、土地の強度を保てないのは勿論、

土壌汚染やシロアリ被害などの恐れもあるため、

全てを除去する必要があります。

そのままでは新築するという目的を果たせませんよね。

こんな時、施主はどう動けばよいのでしょう。

■自分だけで解決するのは大変です

地中に埋まった廃棄物は、

地盤調査や基礎工事の際に発見されることが多いものです。

もしかしたら、除去費用や地盤強度の再調査、工事の遅れなど、

あれこれ考えてパニックに陥ることもあるでしょう。

しかし、慌てて行動してはいけません。

まずは、土地の売買契約書で『契約不適合責任』について確認しましょう。

次に、写真などの証拠を確保してから売り主に報告しましょう。

施工業者のサポートがあると心強いのですが、

住まいるダイヤルなど、

公的機関に相談して解決した事例もあります。

先に相談し、アドバイスを貰ってから売り主に連絡すれば、

心の負担をグッと減らせるかもしれません。

■契約内容に納得できますか?

契約書には、

・そのトラブルの事実を知ってから〇年以内の通知のみ有効です

・こんな方法で問題解決します

・ただし、こんなトラブルは対象外です

などについての記載があります。

『契約不適合責任』は『瑕疵担保責任』より守られる範囲は増えますが、

契約書を十分に読み込み、納得した上で契約するようにしましょう。

 

 

 

 

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