後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「その資金計画は、突発的な収入減に対応できますか?」

2020/06/02

 

NHKによると、

フラット35の返済が困難になった人が、

取扱い金融機関の窓口に殺到しているそうです。

その相談者数は、わずか2か月で60倍にまで急増したとか。

このようなニュースを聞くと、

安全予算で家づくりすることの大切さを痛感しますね。

 

■手持ち資金を再計算

住宅ローンを返済する数十年の間には、

「病気やケガが治るまで仕事ができない」

「親の介護のため、退職・転職せざるを得ない」

「子どもの教育費が、計画より大幅に増えた」

など、お金に関する想定外の出来事が起きるかもしれません。

それを乗り越えるには、ある程度の手持ち資金が必要です。

その目安は、月収の3~6か月分と言われています。

ちなみに、手持ち資金には、

1.日々の生活に必要なお金

2.教育や車の購入など、用途が決まっているお金

3.入院などの緊急事態に対応するためのお金

4.特に目的がなく、投資にも返済にも回せるお金(予備費)

など、複数の用途があります。

■ボーナス払いの検討は慎重に

月々の返済額を減らすには、

・頭金を多めに準備する

・ボーナス払いを併用する

・返済期間を長めに設定する

などの方法があります。

この中で特に注意したいのが、「ボーナス払いの併用」です。

住宅ローンを借りる時、

毎月返済する分とボーナスで返済する分に分けます。

毎月返済すると、元金は毎月減りますよね。

当然、利息も毎月減っていきます。

しかし、ボーナス払いの元金は半年間減りませんから、

その分だけ余計に利息を払うことになります。

また、勤務先の業績次第ではボーナスが支給されない恐れもあります。

ボーナス払いの併用は、

デメリットを十分に理解した上で慎重に検討しましょう。

■『目安』を過信しない

前述の、手持ち資金の目安の他にも、

「家づくりの費用は、年収の5~6倍までなら大丈夫」

「収入に対する返済額の目安は20~35%」

「住宅ローンは定年までに完済した方が良い」

など、世間にはさまざまな『目安』があります。

私も、定年後に収入が減る方は、

定年までに完済した方が安心だと考えています。

しかし、早期完済のために退職金を使い果たし、

それが原因で老後の資金を確保できなくなるのでは本末転倒です。

家づくりに関する目安は、あくまでも目安に過ぎません。

何より大切なのは、家族と安心して暮らせる、

余裕ある資金計画にすることです。

そのためには、どれくらいの手持ち資金が必要ですか?

毎月無理なく返済できる額はどれくらいですか?

ある程度の収入減にも対応できる資金計画なら、

返済中の不安感は随分和らぎますよ。

 

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