後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 約款のチェックポイント 」 

2020/04/28

「 約款のチェックポイント 」    

携帯電話や保険などの契約をするとき、

小さな文字がぎっしり詰まった『約款』を渡されますよね。

行間に余裕があれば多少は読みやすいのですが、

見た瞬間に目が拒否反応を示すレベルとなると、

「読めないから大切なところだけ口頭で説明して」

と言いたくなります。^^;

とはいえ、約款にはとても大切な約束事が書かれています。

理解しないまま契約すると、

問題が起きた時、相手の責任を問えないかもしれません。

正しい対応法を知らなかったばかりに

つらい思いをするかもしれません。

そんなトラブルを防ぐため、

新築請負契約の約款のチェックポイントをお話しします。

       
  
■設計図や仕様書と異なる時の対応

既に建てられた方の体験談の中に、

「このキッチンは仕様書に書かれた品番ではない。変更の相談も無かった」

「図面どおりの場所にコンセントが無い」

など、設計図や仕様書と異なっていたという声があります。

そんなトラブルに備えて、約款には

図面や仕様書に適合しない場合の施工業者の改善義務が記されています。

受け取った約款にも、きちんと明記されているでしょうか。

その内容は、納得できるものでしょうか。

■工事の変更や追加の対応

契約後に工事内容の変更や追加を希望する方は少なくありません。

その際、正しい手順を踏まずに口約束で対応すると、

追加費用や工期延長などが原因でトラブルになることがあります。

約款に、

『変更条件を協議の上、指定の書式により書面で合意する』

『口約束の場合、その部分の瑕疵については一切の責任を負わない』

など、変更や追加に関する対応が記されているか確認しましょう。

■引き渡しまでの損害

引き渡しまでの管理責任は施工業者にあります。

そのため、引渡し前に建物や材料に発生した損害は、

原則として施工業者が負担します。

ただし、損害の原因によっては施工業者が責任を免れる場合もあります。

それはどのような場合か確認しましょう。

また、工期が延びて引き渡しが遅れると遅延損害金が発生します。

その内容や計算方法についても確認しましょう。

 

■完成後に瑕疵を見つけた時

新居で暮らし始めてから瑕疵を見つけた時の通知方法や費用負担、

責任を負う期間などが記されています。

なお、住宅の瑕疵は、

施主の誤った維持管理方法や使用方法が原因で発生することもあります。

■契約の解除・中止

例えば、住宅ローンの審査に通らなかった場合や自然災害など、

やむを得ない事情で契約を解除、または中止する可能性はあります。

約款には、施主の解除権と施工業者の解除権が、それぞれ明記されています。

相手に通知する方法、既に支払った金銭の対応、

工事中の建物の取り扱いなどについて確認しましょう。 

 

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