後悔しない家づくりの秘訣元現場監督テクニカルホーム社長のブログ

「 約6年ぶりの高水準です。」

2022/02/15

 

国内3メガバンクは、

2月に適用する住宅ローン(固定型10年)の金利を

6~6年半ぶりの高水準に引き上げました。

それに伴い、大手5行も金利を引き上げています。

前回お話した電気料金も含め、最近は値上げのニュースが多いですね。

そういえば、今年の春闘では、

例年以上に賃金の引き上げが注目されています。

岸田首相は3%超の引き上げを要請していますが、

せめて各種値上げ分をカバーできる程度は期待したいところです。

良い機会(?)なので、各種預金の金利の引き上げも…。

■金利引き上げの理由は?

住宅ローンの金利は、10年ものの日本国債の利回りを参考にしています。

その利回りが、1月31日に0.185%となりました。

0.1%を超えるのは6年ぶりで、

マイナス金利導入以降、最も高い数値です。

そのため、住宅ローンの金利も引き上げられることになりました。

ちなみに、2月2日に財務省が発表した

2月に発行する個人向け国債の初回利子の適用利率も、

年率0.11%に引き上げられています。(1月は0.07%)

■いつの金利が適用される?

新築費用は、契約時(着手金)、中間時(中間金)、

引き渡し時(残金)のように、複数回に分けて支払います。

手持ち資金で対応できない場合は、金融機関に事前に申請を行い、

着手金や中間金を『つなぎ融資』で支払います。

このように、つなぎ融資を利用した方の中には、

最初に申し込んだ日や契約した日、

つなぎ融資を受けた日などの金利が、

住宅ローンに適用される金利だと思う方もいるそうです。

しかし実際は、申込時の金利を適用する金融機関もあれば、

つなぎ融資を相殺して正式に住宅ローンを実行する

『引渡し日』の金利を適用する金融機関もあります。

■こんなセールストークに注意

「今後も金利上昇が続くかもしれないので、できるだけ早く契約しましょう」

「この金融機関は、提携しているので他より早く審査してもらえます」

「低金利のうちに上限まで借りて、余った分を返済に回した方がお得です」

などのように、不安感やお得感に働きかけるセールストークは要注意です。

金利を優先し、打ち合わせや資金計画が不十分なまま家づくりを進めると、

思わぬ失敗や後悔が待ち受けているかもしれません。

■金銭感覚

今月、食卓に欠かせない食品を買いに行ったところ、

先月より100g当たり10円の値上げ表示が…。

そういえば先日、プリクラ好きのお子さんも、

「400円のプリが500円!?一気に100円増ってひどくない?」

と嘆いていたとか。

このように、普段は10円や100円の変化に敏感な方でも、

家づくりでは

「せっかくだから、多少高くても気に入る方を選ぼう」

と満足度を優先し、予算オーバーすることがあります。

家づくりは、普段より桁が大きい選択が多いので金銭感覚が狂いがちです。

慎重に検討したいものです。

 

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